やらなかった事
推しにハマってから毎月欠かさず見ていた推しの番組を見なかった。
タイムシフト予約はしたけどね。
毎月必ずメール投稿もしていたし、イベントに参加したことがある古参さんから番組の相方のファンばかりだと聞いていたから「推しのファンもちゃんと見てるよ!」の意味でも送っていた。
今思えば義務化していたのかもしれないけど、毎回傑作!と自画自賛しては読まれず頭を抱えた(笑)
そんな時間も楽しかった。
今日着てた洋服も初見だったからプレゼントだな。
誰からだろう。私が送ったやつより似合ってたよ。
シンプルなパーカーと見せかけて切り替えがあったり小洒落てた。そういう服もっと着ようよ。
タイムシフトの確認と今日はどんな服着てるのチェックの一瞬で出てきた。
もしかしたらもう私の心は冷めているのかもしれない。
先日の事務所配信も最初の30分を見たのみで見ていない。
あんなに(見れる部分で)“私の知らない推しがいるなんて耐えられない”派の重いオタクのはずだったのに。気にならない。
毎日更新されているブログのコメント欄は私が去ってから同担拒否さんとマウント同担との一騎打ちみたいになってて滑稽だ。
私もあの中にいたんだよな。
同担拒否さんはそんなにコメント連発するタイプじゃなかったのに凄い頑張ってないか。
私が推しの元を去ったことを察知したのだろうか。
推しを慰めるためだろうか。
私がいなくなったことにうかれているのかもしれない。
厄介な同担がまた1人去ったぞ、と。
そんな妄想をしてしまう自分に嫌気がさすけどたまには毒も吐かせて欲しい。この場はそのために作った場所だ。
私は自分がどうしたいのかわからなくて、昔からよく厄介ごとを抱えてはめんどくさい感情に支配されて我慢して病みながらも踏ん張る友人を頼った。
もしかしたら解決の糸口が見つかるかもしれない。
結論として友人も同じようなことがあって身を引いた口だった。
そして今でもそれは辛い思い出になっていて解決できてはいない。
そんなに簡単に白黒つけられる問題ではないようだ。
好きな人のことを悪く言われて嫌な気持ちになったら申し訳ないんだけど…他の前置きの後に、辛辣な意見ばかり投げてくる悪友とさして変わらないことを言われた。
彼女は人間関係で辛い思いをたくさんしてきているからやんわりいうタイプなんだけど、それでも同じようなこと言われるのかと思ったら笑えた。
推しは年齢よりも上に見られるし、しっかり者のポジションを与えられることが多いからそのイメージから人物像を作ってしまいがちだけど、近くで見てみるとちゃらんぽらんだし脇も爪もゲロ甘だし、あまちゃんだしボンボンだ。
演技はいい
役の解釈も意外と鋭くていい
思わず唸ってしまう
マウント同担が言っていた、この世界は芝居がうまい=人気ではないと。
どの世界も同じだな。
私は推し以外を突っ込んで深く見たことがないけれど、色々甘いと思ってる。特に配慮が足りない。
上を目指す人は強かだ。
全てをチャンスに変える。
推しは自分が思う“信念”を貫く人だ。
その信念は推しの懐に深く入った人にしか気付かれないと思う。
不器用だ。
少し変えたらだいぶ良くなると思う。
人気が出るの意味で…でもそれは推しの信念に反する。
理解はできる。納得はできないけどね。
きっと推しはファンクラブの配信では表や番組でできないようなコアな話をしようと思っているのだと思う。
みんな俺の芝居好きでしょ。
俺と同じようにお芝居が好きなんだよね?
お芝居のこと聞きたいよね?
そう思っているのかもしれない。
個人的な見方だけどお芝居が好きな人ばかりだと感じてる。
皆さん色んなお芝居見に行かれてるもんね。
私は違った。
推しのお芝居に惹かれた。
他の人のお芝居なんてぶっちゃけどうでもいい。
私の中ではどの作品でも推しが主役だった。
推しを見るために劇場に足を運んでる。
推しが出ていない舞台に意味はない。
(あくまで私の意見です)
見ているところが私だけ違うんだ。
みんなはもっと高いところ、広いところを見ている。
対して私の視野は狭い。
みんなと同じところに行けたらもっと楽しいのかもしれないと思うけど、私にはその方法は出来ないしやるつもりもない。
私の推し方と推しの目指しているところは交わらない。
決定的なズレだ。
私も譲歩しないし、推しも譲歩しないだろう。
推しは気づくこともないのだから。
そうすると推しは変わらないからまた同じようなすれ違いが起きることは分かりきっている。
以前のように心酔していないからダメージは低いのか、それともやっぱりなとショックを受けるか。
何がなんでも推しでなくてはダメだ!というわけではないと思うけど、推し変が以外で気持ちが離れるという経験が皆無で正直どうしたらいいのかわからない。
推しのことがいまでも好きなのかもわからないが、虚無感がすごい。
何が夢中になれるものが欲しい…私をワクワクさせてくれるものが欲しい。
感情を揺さぶってくれる何かが、何もないことがつらい。苦しい。
戻らなくても私は平気なのか。
推し以上の何かに出会えるのか。
今すぐ出会いたい。
この苦しみから連れ出して欲しい。
できれば推しに連れ出して欲しいけど、推しは来てはくれないから。
私から連れ出してください!って言いに行くのもなんか癪だ。めんどくさいな私。
そう、私は推しが迎えにきてくれるのを待ってる。
チラチラ様子を伺いながら待ってるのだ。
それは絶対に無いことを知っているのに。
知っているけれど。
私の方が滑稽だ…はは…知ってる。
推しは私のこと嫌いかもしれないよ?
好かれていると思っていたのは自分だけで、元々微妙だと思っていたかもしれないし、私が離れたことを知ってきっぱり切り捨てたかもしれない。
こんなことでキレるとかわからん!めんどくさ!って嫌になったかもね。
もし私が戻ったとしても「長くはないな」と思うだろう。
この想いが浮かんだ時はひどく悲しかったけれど、あり得るかもしれない、なぜ無いと言い切れるのかとも思った。
そう見られることも恐怖だ。戻れるのだろうか。
昨日は戻るつもりで話していたのに今日は戻れないと思って話している。
私の感情の問題ではなく、推しからどう思われるのかを想像してしまったら、それはとても怖いことだった。
戻ってきてくれた!と思うだろうか…いや、それは無いな…
戻ってきてくれた…けど時間の問題だな。あたりが正解かな。
要するに一度こうなってしまったら想いも関係性も変わってしまうのだ。
何か別のものに夢中になれたなら…
この空っぽになってしまった部分を埋めてくれる何かが欲しい。今すぐ。